今さら聞けない在宅ワーク便利帳|用語・ツール・基礎知識

実践・仕事術編③のアイキャッチ。今さら聞けない在宅ワーク便利帳、用語・ツール・基礎知識をやさしく解説。オカメインコとウロコインコの小鳥さんたちが同じ方向へ飛ぶ姿のイラスト入り。

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全部覚えなくていい、困ったときに引くもの


はじめに ― 便利帳は「困ったときのお助けメモ」

在宅ワークを始めると、「これってどうやるんだっけ?」という小さな疑問に出くわす場面が多くあります。
特にネオ還暦世代では、過去の経験では当たり前だったやり方と、今のオンラインワークの常識がズレていることもしばしばです。

実はここにまとめた内容は、すべて私自身が実際にわからず困って、検索したり人に聞いたりしてやっと解決した事柄ばかりです。
スクリーンショットの撮り方、画像サイズと解像度の違い、ページ全体キャプチャ、アプリとソフトの区別……。
「こんなこと、今さら誰にも聞けない」と一人でモヤモヤした経験を整理して、「お助けメモ」としてまとめ直しました。

ブックマークしておいて、困ったときに辞書のように引いてください。
最初から全部覚える必要は、まったくありません。

在宅ワークの全体像は、関連記事の『はじめての在宅ワーク準備ガイド』もあわせてどうぞ。


1. スクリーンショット(画面キャプチャ)の撮り方

画面に表示されているものを、そのまま画像として保存する機能です。
「エラーが出た画面を発注者に見せたい」「操作手順をメモ代わりに残したい」など、在宅ワークでは毎日のように使います。

Windows

  • PrtScn(プリントスクリーン)キー → 全画面キャプチャ
  • Windowsキー + Shift + S → 範囲を選んでキャプチャ(一番おすすめ。使いたい部分だけ切り取れます)

Mac

  • Command + Shift + 3 → 全画面
  • Command + Shift + 4 → 範囲選択

詳しい手順はMicrosoft・Appleの公式サポートで確認できます。
Microsoft公式サポート
Apple公式サポート


2. ページ全体をキャプチャ(縦長ページ対応)

通常のスクリーンショットは「見えている部分」だけ。縦に長いページを1枚に収めたいときは、次の方法があります。

  • Google Chrome:拡張機能「GoFullPage」を追加(Chromeウェブストアで「GoFullPage」と検索)。アイコンをクリックすると自動でスクロールし、PNGやPDFで保存できます。
  • Microsoft Edge:標準機能「Webキャプチャ」で「ページ全体をキャプチャ」を選択します。
  • iPhone:スクリーンショット後に「フルページ」を選んでPDF保存(Safari等で縦長のWebページを開いている場合)。
  • Android(Galaxy等):スクリーンショット後に「スクロールキャプチャ」を押して範囲を拡張します。

3. 「納品」とは何か?

  • 意味:品物だけでなく、データや成果物も含む提出行為
  • :Word文書(.docx)、画像(.jpg)、動画(.mp4)
  • 注意:提出方法(メール・クラウド・チャット添付)は事前確認必須

クラウドストレージの例:Googleドライブ

「クラウドに上げて共有リンクを送る」方法を覚えておくと、メールで送れない大きなファイルも納品できます。
その際、共有範囲は「リンクを知っている全員」ではなく「特定の人だけ」に設定するのが安全です。


4. 画像サイズと解像度の違い

  • サイズ:画像の大きさ(例:横1200×縦630ピクセル)
  • 解像度:画素の密度。印刷用は300dpi推奨、Web用は72〜96dpiが一般的

変更方法

  • Windows → 標準の「ペイント」
  • Mac → 標準の「プレビュー」
  • 無料Webツール → Canva、Photopeaなど

「写真が重すぎて送れません」と言われたら、サイズを小さくすれば解決することがほとんど。
逆に「印刷したらぼやけた」は解像度不足のサインです。この2語だけ覚えれば、画像の困りごとの大半は原因が分かります。


5. よく見る「H2」や「H3」って何のこと?

Web記事編集での見出しの階層です。

  • H1 … 記事タイトル(1記事に1つ)
  • H2 … 大見出し(章)
  • H3 … 中見出し(章の中の節)

Hは「Heading(見出し)」の頭文字。数字が大きいほど細かい見出しになります。
ライティングの仕事では「H2ごとに◯◯字で」といった指示が普通に飛んでくるので、ここだけは早めに覚えておくと安心です。


6. サイト、ブログ、ノート、ホームページの違い

私も最初は「みんなネットで見られるもの」としか思っていませんでした。
違いを知らなくても恥ずかしいことではありませんが、発注者との会話がすれ違わないよう、ざっくり区別できると便利です。


7. アプリとソフトの違い

  • ソフト … コンピュータで動く「プログラム」全般の広い言葉
  • アプリ(アプリケーションソフト) … 特定の用途に特化したソフト。スマホの文脈で多用

つまりアプリはソフトの一種。ほぼ同じ意味で使われる場面も多いので、神経質に区別しなくて大丈夫です。
入手は、スマホなら App Store/Google Play、Windowsパソコンなら Microsoft Store が公式の入り口です。


8. 拡張子、ファイル形式とは?

  • 拡張子 = ファイル名の末尾「.○○○」で種類を示す印
  • 例:report.docx、photo.jpg

主な種類

  • 文章 … .docx、.pdf、.txt
  • 画像 … .jpg、.png、.gif
  • 表計算 … .xlsx、.csv
  • 音声・動画 … .mp3、.mp4

納品前に「相手が開ける形式か」を確認するのがマナー。
指定がなければ「WordでよろしいですかそれともPDFにしますか?」と一言聞くだけで、丁寧な人という印象になります。


9. ネオ還暦世代がつまずきやすい言葉ミニ辞典

  • リテラシー = 情報を正しく使いこなす力
  • クラウド保存 = ネット上の保管庫にファイルを置くこと
  • アップロード/ダウンロード = ネットに上げる/ネットから取り込む
  • インストール = ソフトやアプリをパソコン・スマホに入れること
  • ブラウザ = Webページを見るためのソフト(Chrome、Edge、Safariなど)
  • ログイン/ログアウト = サービスに入る/出る。共用パソコンではログアウトを忘れずに
  • 添付ファイル = メールやチャットにくっつけて送るファイルのこと
  • 既読・未読 = 相手が読んだか読んでいないか。ビジネスチャットでは「読みました」の代わりに絵文字で反応する文化もあります
  • リマインド = 「あの件、いかがですか?」の確認連絡。催促ではなく普通のビジネス習慣なので、遠慮なく使って大丈夫

分からない言葉に出会ったら、「用語+とは」で検索するか、AIに「初心者向けに説明して」と頼めばその場で解決します。
「知らない」は恥ではなく、「調べ方を知らない」だけが損なのです。


10. 作業が速くなるショートカットキー7選(Windows)

マウスで右クリックしなくても、キー2つで済む操作がたくさんあります。
在宅ワークで使用頻度の高いものだけ厳選しました(MacはCtrlをCommandに読み替えてください)。

  • Ctrl + C … コピー
  • Ctrl + V … 貼り付け(ペースト)
  • Ctrl + X … 切り取り
  • Ctrl + Z … 直前の操作を取り消す(困ったときの救世主)
  • Ctrl + S … 上書き保存
  • Ctrl + F … ページ内の言葉を検索
  • Ctrl + +/− … 画面表示の拡大・縮小

全部覚えなくても、Ctrl + Z(取り消し)だけは今日覚えて帰ってください
「消しちゃった!」「変になった!」は、たいていこれ一発で元に戻ります。
私もこのキーに何度助けられたか分かりません。


11. 「Wi-Fi」と「ギガ」の関係

  • Wi-Fi … 無線でインターネットにつなぐ仕組み。自宅の回線につながっていれば、スマホの契約容量は減りません。
  • ギガ … スマホの通信量の俗称。Wi-Fiにつながず動画会議などをすると、どんどん消費します。

在宅ワークの通信は「自宅のWi-Fi」が基本です。
スマホで仕事の調べものをするときも、自宅ならWi-Fi接続を確認しておくと、月末の「ギガ不足」を防げます。


まとめ ― 「知らない」より「調べ方を知らない」ほうが損

在宅ワークは「スキル」だけでなく、小さな基礎知識の積み重ねが快適さを左右します。

  • 迷ったらこのページに戻って再確認する
  • 新しく覚えた言葉は、自分の言葉でメモしておく
  • それでも分からなければ、検索とAIという2人の先生に聞く

このお助けメモを手元に置き、疑問が出たらすぐ解決できる習慣をつけましょう。
「今さら聞けない」が消えれば、在宅ワークはもっと気楽になります。


さらに詳しく知りたい方は、厚生労働省「ホームワーカーズウェブ」もご覧ください。

関連記事はこちら → 『初心者におすすめ!在宅ワーク職種ガイド①【データ入力・ライティング】』

関連記事はこちら → 『在宅ワーク必須ツール&AI活用法|無料でここまでできる!』

関連記事はこちら → 『はじめての在宅ワーク準備ガイド』